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トップページ > Works > 東京大学総合図書館別館(University of Tokyo General Library Annex)
赤門のある東京大学本郷キャンパス。1928年創建の内田祥三設計の総合図書館本館正面広場の『知のアーカイブ』を象徴する広場の45m×30mの白色花崗岩の『石板』の地下に300万冊収蔵の自動化書庫を持つ別館は埋設されている。地下46mに達する躯体の施工には、土木施工技術であるニューマチックケーソン工法を採用している。設計に当っては東京大学の監修を受けて進めた。地下1階の創造的学習の場『ライブラリープラザ』は、広場中央の噴水と一体化したトップライトからゆらぎのある自然光を導くとともに、国産杉の木格子の天蓋、ドラフトのない輻射冷暖房と全面床吹出しの併用空調と二重有孔板により吸音性を高めることで、静謐で求心性のある空間を目指した。
- 竣工年
- 2017
- 主用途
- 大学(図書館)
- 延床面積
- 5,752m2
- 構造/規模
- RC造・S造/地下4階・地上1階
- 受賞
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- 第63回BCS賞(本館と一体で受賞)
- 設計監修
- 東京大学キャンパス計画室(野城 智也 川添 善行)・東京大学施設部
- インテリアデザイン協力
- フィールドフォー・デザインオフィス
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稲場 万鎖夫
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圓山 雄太朗
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川村 典子