Works

トップページWorks京都大学医薬系総合研究棟

京都大学医薬系総合研究棟

「iPS細胞研究等の加速に向けた総合戦略」を受け、iPS細胞を用いた再生医療・新規薬剤等の臨床研究を着実に実現することを目的として設置された施設。PFI事業として受注し、清水建設を代表企業とするSPCの元で設計(VE提案に係る設計及び変更設計)、監理、施工を行い、平成42年3月まで維持管理を行う。 建物は、医学部の研究室及び動物実験エリアと、薬学部の研究室からなり、京都大学構内の長期計画により定められた形状規制の中、地下を2層とし最大限ボリュームを確保した。 外観は、京都大学構内の共通デザインの一つである「ポツ窓」を採用し、最先端研究施設としての近代性を、金属パネルとカーテンウォールで表現した。また将来の研究室の利用方法の変更に柔軟に対応可能なように、外周部にはメカニカルバルコニーを設置した。

竣工年
2017
主用途
大学
延床面積
11,943.47m2
構造/規模
RC+S造/地下2階・地上5階・塔屋1階

加藤 均

谷 泰人