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トップページ > Works > 医療法人社団 明芳会 イムス東京葛飾総合病院
病床過少地域の葛飾区に急性期医療を支える基幹病院として、イムスグループが新設した病院である。周辺の首都高速・JR線からの視認性も良く、地域医療のシンボルとして、目に見える形で住民に安心感を与える存在となっている。外観は落着いた黒灰色と清潔感のある白の縦ストライプのデザインとし、これからの「地域医療の看まもり」の象徴となることを目指した建物である。1階エントランス正面の総合受付の壁面には、木の壁を施し、間接照明と木のぬくもりで温かく患者を迎え入れ、気持ちがなごむ空間づくりとした。その一つとして、1階待合の南面の大きな窓面からは、緑と自然光を多く取り入れ、明るく開放感のある空間とした。外来診察のホスピタルモールは各ブロック受付を雁行させ、見通しを良くすると同時に江戸や葛飾にゆかりのある色と江戸文様のサインで視認性を上げている。
- 竣工年
- 2017
- 主用途
- 病院
- 延床面積
- 15,354.18m2
- 構造/規模
- S造/地上9階・塔屋1階
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住田 樹紀
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平田 郁子