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ボートレース鳴門新スタンド

鳴門市企業局が老朽化したボートレース場の建替えを行ったものである。休催期間をできるだけ短縮し、限られた工期内で施設を完成するために、発注形式は実施設計と施工を一括で発注するデザインビルド方式となった。施設規模を前施設の約4分の1までコンパクト化し、日本一コンパクトなボートレース場となった。
ボートレース場の機能として求められるものはファン目線に立った「見やすさ・買いやすさ・居心地の良さ」である。その3点の要素を、プランニング、断面計画、色彩計画、ファサードエンジニアリング、構造計画、設備計画等を融合し本施設は実現した。また、ボートレースにおいて最もエキサイティングなポジションとなる第1ターンマーク付近には3階建ての付属棟(ダイナミックキャビン)を設けるなど、ファンが自分の居心地の良い場所を見つけてレースが観戦できるように計画した。

竣工年
2016
主用途
ボートレース場
延床面積
7,781.21m2(スタンド棟)
806.04m2(付属棟)
構造/規模
S造/地上7階(スタンド棟) 地上3階(付属棟)
基本計画・基本設計
安井建築設計事務所
監理
宮建築設計
アドバイザー
歩デザイン
サイン計画
フィールドフォー・デザインオフィス
内装設計・監理(付属棟3階(ROKU))
小島真知建築設計事務所

加藤 均

柿澤 英之