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トップページ > Works > 北海道大学 フード&メディカルイノベーション国際拠点棟
「食・医融合」というテーマで構想された、産学連携の研究施設である。多くの人材が集い対話が行われる場を、生命体を連想させる有機的な形態を用いて計画した。
建物は研究専用機能と対話のための交流空間から構成されている。大小のホール、ディスカッションのための各種空間を、ホワイエと一体となったエントランスの吹抜廻りに配し、流動性のある空間構成とした。随所にみられる緩やかな曲面は、人々の視線を誘導し、コミュニケーションを誘発する。
外観においては、建物全体を有孔折板ルーバーで覆い、視線や日射を制御すると同時に、やわらかな印象を与えている。
- 竣工年
- 2015
- 主用途
- 研究所
- 延床面積
- 10,075.74m2
- 構造/規模
- S造/地上5階
- 工事監理
- 北海道大学施設部
- デザイン監修
- 株式会社日建設計
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髙橋 信一