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トップページ > Works > 清水建設技術研究所 先端地震防災研究棟
当社技術研究所の振動実験施設。大型振動台(E-Beetle)と、大振幅振動台(E-Spider)という2台の振動台を収容する建物である。
技術研究所の中央には、創造の余地としての緑豊かなビオトープがあり、この中庭を中心として順次施設を更新してきた。一連の建替え計画の最後となる本建物は、この緑地に溶け込むように計画した。具体的には、2つの振動台をビオトープに面して並列配置し、ガラススクリーンで仕切っている。2階にはビオトープにやってくる鳥のガラスへの衝突防止のため壁面緑化を施し、緑地との一体感を高めている。
透明感を演出するためにロングスパンとした2階床には、上下振動制御のための回転式慣性ダンパーを設置している。他にもいくつかの振動技術に関する実物展示を行っており、当社の “技術のショールーム” となっている。
- 竣工年
- 2015
- 主用途
- 研究所
- 延床面積
- 2,181.40m2
- 構造/規模
- S造/地下2階・地上2階
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伊藤 智樹
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大橋 一智