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京都学園大学  京都太秦キャンパス

京都学園大学の新キャンパス。大学学部の改組新設に伴い、京都学園が京都市の山ノ内浄水場跡地活用事業に応募し、事業者として決定した。従来の亀岡キャンパスとあわせてダブルキャンパスとなった。 建物配置は、平安時代に定められ現在も京都の街区形成の基本となっている120mグリッドの考え方を踏襲し、京都の街並みとの調和を図った。外観は「新しい大学・新しい魅力」をキーワードに、御池通に対して掘りの深いランダムな開口部を設ける等、各面でデザインに変化を与えた。 2層分のスペースを利用した「みらいホール」には500席のロールバックチェアーを設置し、各種講演会やイベントにも対応できるよう計画した。 外構は開かれたキャンパスとして街との境界を無くし、敷地中央に配置されたセンタープラザは周辺地域の方々の憩いの場になっている。ランドスケープは雨水の浸透貯留をデザインに反映した「レインガーデン」の考え方に基づいて計画した。

竣工年
2014
主用途
大学
延床面積
16,555.41m2
構造/規模
RC+S造/地上4階・塔屋1階

加藤 均

松田 大