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愛知工業大学 新2号館

キャンパスの中心に新設された新2号館である。上層部は建築学科・電気学科の研究室、1階はロボット研究のショールームラボ(ロボットミュージアム)、地下2層は建築学科の製図・アトリエスペースとなっている。上層部は既存校舎群のデザインを反映し深くシャープな陰影を持つコンクリート打放し仕上げとしている。基壇の低層部は内外壁ともガラスによる透明なデザインとし、傾斜地を活かした断面計画と合わせて「見て、見られて、気付いて、試すことができる環境」を実現した。さまざまな動線と視線が交錯する空間は、ギャラリーでありステージであり作業スペースでもある。日常の活動の中で、学生がお互いの活動を目にしながら刺激を受け、創造性が発揮される空間を目指した。

竣工年
2014
主用途
大学
延床面積
8,701.61m2
構造/規模
S造一部SRC造/地下2階・地上6階・塔屋1階

佐藤 剛