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桐蔭横浜大学 大学中央棟

スポーツ系新学部の開設に伴い、大学キャンパスの要の位置に新設した校舎である。学際的な交流と周辺環境との共生をはかった開かれた大学を象徴する施設とした。 キャンパスを貫く十字動線の結節点に、学びと交流の機能を集約した2つのL型の建物を組合せ、学際(クリエイティブスタジオ)、教育(大講義室)、憩い(屋上庭園)の3つの大学コアを中央に内包させた。省エネ手法のダブルスキンを応用した縁側回廊を巡らし、自然と眺望に恵まれた心地良い学生たちの居場所を設け、外皮のガラスファサードは学生たちのアクティビティを視覚化し学内外へ発信する。また、既存校舎を併せた建て替えの結果、建物内部につながる緑豊かなオープンスペースを生み出し、学園生活を潤す環境づくりを行った。

竣工年
2010
主用途
大学
延床面積
13,216.46m2
構造/規模
RC造、一部鉄骨造・プレストレスコンクリート造/地上6階
受賞
  • 第56回神奈川建築コンクール 最優秀賞
  • 第39回東京建築賞 優秀賞
  • 第1回かながわ地球温暖化対策大賞
  • 平成22年度照明普及賞

瀧根 正温