CASE | シミズのコンピュテーショナルデザイン「Shimz DDE」|清水建設
建物中央に設けたセンターアトリウムが、ビル全体のコミュニケーション・コラボレーションのシンボルとなる計画を目指しました。そこで、 コンピュテーショナルデザインを用いて、テナント間のコラボレーションを促し、明るい自然光を屋内へと導く、アクティビティあふれるアトリウムの可能性を探りました。
CASE03で紹介したワンプレートのオフィス空間を支えるため、外周部に沿ってRC壁柱を配置し、格子梁架構としました。これにより、広々とした内部空間を確保しながら、開放的な外壁面より自然光を積極的に取り込みます。さらに、奥行の深くなった中央部に対し、十分な光を届けるトップライトを計画し、“明るく快適なワークプレイス”を目指しました。
ワンプレートの中に多様なワークエリアが混在し、より創造的で柔軟な働き方を誘発するオフィス (クリエイティブ フィールド*)を目指しました。そこで、 コンピュテーショナルデザインを用いて、“人”と“アクティビティ”の関係性や、“空間”の特性から、新たなプランニングの可能性を探りました。* 「クリエイティブ フィールド」「Creative Field」は商標登録出願中です。
インテリアデザイナーから提示された「林立する傘」を用いて、上部客室から露天風呂への視線を有効に遮蔽する必要があったことから、コンピュテーショナルデザインによるアプローチを行いました。
研修の中心となる場を「研修HUB」、外部環境と接し、研修HUBを包む場を「サポートスペース」として計画。相互に補完しあう関係をつくることで、複合的な効果が生まれる構成をイメージしました。中心の「研修HUB」をRC造、「サポートスペース」をS造とし、周囲の光と風を取り込み、内外に様々な関係を創出しています。
全14件/10件表示