廃棄物最終処分場
地域社会が求める総合エンジニアリングを提供します
クローズドシステムとは
受け入れた廃棄物の環境負荷を低減できるよう処理・貯蔵する施設です。処分場の機能・内外部要因のコントロールによる環境保全を行い、地域社会との融和を図ることをコンセプトとしています。
その特徴は、
【1】地域住民の理解を得やすい構造 です。
- 屋根で覆われ、廃棄物の飛散、悪臭の拡散を防げます。
- 周辺環境・景観に調和した、クリーンな施設です。
- 埋立完了後に、建屋の多目的利用も可能です。
【2】自然環境に左右されない構造 です。
- 降雨、降雪に左右されず、浸出水の発生量を制御可能です。
- 天候に左右されずに埋立作業が可能です。
- ごみの安定化に必要な水分は、散水で調整可能です。
【3】環境管理・埋立管理ができる構造 です。
- 屋根で雨水が浸透しないため、水処理施設規模が小さくできます。
- 水処理の薬品代、電気代も少なくなります。
- 再資源化の保管庫の役目も果たします。
高規格の高品質で安全・安心な最終処分場の提案
シミズは、クローズドシステム処分場開発研究会の幹事メンバーとして、平成元年より、環境と共生する最終処分場の開発に取り組みました。この研究会は、その後、特定非営利活動法人最終処分場技術システム研究会(NPO・LSA)(※)となりました。それらの知見や実績をふまえ高規格の高品質で安全・安心な最終処分場の提案が可能です。
※特定非営利活動法人 最終処分場技術システム研究会(NPO・LSA):
福岡大学 花嶋名誉教授を最高顧問とし、建設会社、コンサルタント、メーカー等49社(2019年6月11日現在)で構成する研究会です。安全性の高い地域融和型の最終処分場を研究、開発、提案することを目的としています。