建物の脱炭素化に
革新的なアプローチをもたらす
エネルギーシミュレーションツール
ZEB SEEKER


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1 計画初期段階にスピーディに
ZEB提案 -
2 AIが顧客ニーズと環境性能を
マッチング -
3 分析機能によりエネルギー
ウィークポイントを発見
ZEB SEEKER(ゼブシーカー)は 建物のエネルギー消費量をシミュレーションするツールです。多彩な機能が搭載されており、お客様のニーズにマッチした最適なZEB設計案を提供します。
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1 計画初期段階にスピーディに
ZEB提案ZEB SEEKERは、迅速な提案を可能にするための機能が備わっています。
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設計ノウハウを搭載
ZEB SEEKERには清水建設の設計ノウハウを反映した豊富なライブラリが搭載されています。用途別の部材仕様、室用途別の設備仕様、省エネ基準に準拠した物性データにより、細かな仕様が決定していない設計初期や現物を確認できないリノベーション案件でも評価できます。
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機器容量を自動設定
省エネ設計で重要なのは、設備容量の適正化です。この設備容量の設計には多くの時間を要します。ZEB SEEKERでは、設備容量の決定プロセスをプログラムに組み込むことで、断熱性能や設備方式などの概要レベルの仕様から設備容量を自動設定することを可能にしました。これにより、省エネ検討を飛躍的に高速化しました。
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設備データドリブン
ZEB SEEKERは建築環境シミュレーションのHUBとしての役割があります。Rhinocerosなどの設計初期の3Dデータを読み込み、環境設計に必要な各種シミュレーションツールと連携。効率的なデータドリブンにより迅速な環境提案を可能にします。
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2 AIが顧客ニーズと環境性能を
マッチング顧客ニーズに即したZEBを自動探索
施設の建設を計画するお客様は、建築コスト、メンテンナンス性、災害時事業継続性など、事業を成立させるための課題を抱えており、しばしば脱炭素化の優先順位が低くなってしまうことがあります。ZEB SEEKERにはAI機能が備わっており、そういったお客様のニーズと省エネルギー性能をマッチングした建物の仕様を導き出し、最適な設計案を提供します。
顧客ニーズに対する適用度は、独自の評価システムを用いて評価しています。例えば、通常の建物に比べて50%のエネルギー削減が求められる建物(ZEB Ready)を計画する場合、顧客の予算や使い勝手などのニーズを踏まえて、AIが必要な断熱性能や窓の大きさなどの外皮仕様と設備仕様、省エネ技術の最適な組み合わせを複数提案します。シミュレーションを
繰り返し、AIが顧客ニーズに
マッチするZEB提案を探索AIによる解析画面 -
3 分析機能によりエネルギー
ウィークポイントを発見より効率的な省エネルギー化
ZEB SEEKERは、建物の合計エネルギー消費量のシミュレーションだけでなく、設備・室ごとのエネルギー消費傾向を分析することができるため、エネルギー効率の悪い設備やエネルギー損失が発生する場所を発見することができます。そういった建物のエネルギーウィークポイントを改善することによって、費用対効果の高い効果的な省エネルギー化を可能にします。
エネルギー分析グラフ例