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清水建設の社寺建築・伝統建築


このページは、トップページの中のよくあるご質問のページです。


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よくあるご質問

Q1. 役所への手続きにはどんなものがありますか?

A1. 「建築確認申請」が最も重要です。

10平方メートル以上の建物を建設する場合、規模や安全性を確認するため、市区町村の役所に建築確認申請を提出し、審査を受けます。また、この申請以前にも、事前申請手続き、開発申請、防災計画書の提出、工事のお知らせ看板設置等の諸手続があります。

アドバイス~建設会社等が代行しますのでご安心を

建築確認申請には、水道関係、道路関係、墓地設置、都市景観等においても担当省庁等に手続きをします。こうした多方面への複雑な申請書類は、本来は、お客様が提出すべきものですが、多くの場合は建設会社等が代行します。

Q2. どのタイミングで寄付金を募ればよいのでしょうか?

A2. 正確な構想ができてからがよいでしょう。

「寄付の負担があるなら今のままでよい」という意見が出ては計画が暗礁に乗り上げてしまいます。用途や目的、規模、建物のイメージ等事業計画全体の目処が立った時点で、正確な情報公開と説明を行い、協力をお願いするのが望ましい流れです。

アドバイス~法人内関係者の合意形成に努力を

寄付金以外のことでも、総代会等から合意を得ることは、建設を進める上での土台となります。特に、宗教法人内で総代会が議決機関として規定されている場合は、その議決で否決されないよう十分な合意形成を行う必要があります。

Q3. 建設委員会はどんなメンバーで構成すればよいのでしょうか?

A3. 積極性と忍耐力のある方を人選しましょう。

建設委員に特別な資格は必要ありません。檀家の方でお寺の近くに住んでおり、積極的に建築を学び、関係者の信望を得られる方が理想的です。長期間の作業になりますので、専門知識はなくとも、忍耐強く協力し合える方は大きな支えになります。

アドバイス~特技や得意分野を活かした人選を

以前に企業の経理や企画部門、または金融機関等に勤められた経験をお持ちの方、役所の職員だった方等も適任です。また、推進役として建設委員の中から委員長を決め、その方を中心に進めていくほうがよいでしょう。

Q4. 計画立案から完成までどのような項目の費用がかかるのでしょうか?

A4. 建築費、設計費等が主な費用項目です。

全体の費用項目は、建築費、外構工事費、工事諸経費、設計費等です。建築費は規模や外観形状等によって大きく変わります。設計費は社寺建築の特殊な技術が必要となるため、通常の建物よりもやや高めに設定されています。また、完成後からは維持管理費用も必要となります。

アドバイス~計画がある程度でき次第、概算見積を

概算見積は資金計画の把握になり、建設規模・仕様等の調整や変更の基準にすることもできます。そのため、計画がある程度決まったら、早い段階で概算見積を依頼し、次いで各部分の詳細設計が完了した時点で詳細見積を依頼されることをお勧めします。

Q5. 木造の建物を建てたいのですが、法規上の規制を受け建てることができません。木造風に建てる良い方法はありますか?

A5. 鉄骨でも、伝統木造と変わらない外観に仕上げることができます。

鉄骨の耐火・準耐火建築物として、伝統木造と変わらない外観に仕上げることも可能です。また大空間等構造的に特殊な工法を要求される場合には有利です。

Q6. 業者の選定にはどのようなことを気をつければよいのでしょうか?

A6. 技術力や経験、実績のある業者を選びましょう。

選定のポイントは、社寺建築に関する充分な経験と実績、ならびに永い将来にわたって保全の面倒を見てくれる業者かどうかを見極めることでしょう。

アドバイス~業者の選定は慎重に

どんなに万全を期して計画した建物でも、早晩何らかの修理や増改築が必要になります。例えば、ご寺院の関係者の紹介というような理由だけで、技術力、実績、経営状況等について吟味もしないで、業者の選定をしてしまうと、いざという時に、取り返しのつかない事態に立ち至っていることもあります。

Q7. 建物が完成後、建物保全について気を付けることは何ですか?

A7. 定期点検と定期検査、日常のお手入れが建物の寿命を延ばします。

完成後の建物には、いわば(1)ならし運転の時期における調整、その後は(2)定期点検、定期検査、そして(3)日常のお手入れが必要です。これらの保全活動を十分に行うことで、建物を常に快適な状態でお使いになることが可能となり、更に建物の寿命を延ばすことにつながります。

アドバイス

将来の修理においても、日頃の適切な保全活動を行うことによって、費用の大幅な削減が可能となります。

Q8. 建物の老朽度が分かりません。どうすればわかるのでしょうか?

A8. 専門業者にご相談いただくことをお勧めします。

建物の老朽度は外見からではなかなか分かりません。かといってやみくもに取り壊したり、素人判断で補修を行うことは好ましくありません。既存建物の現状を正確に調査し、的確な建設計画を立てることは将来にわたって永く建物をつかっていく上でも重要なことです。

アドバイス

多少の費用はかかりますが、長い目で見れば経験豊富で信用のおける専門業者に現状の建物を見て診断してもらうことをお勧めします。


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