第一生命京橋キノテラス
『第一生命京橋キノテラス』は、日本橋・銀座をつなぐ中央通りと鍛冶橋通りの交差点に面し、視認性に優れ、東京メトロ銀座線「京橋」駅と直結した地上12階・地下2階のテナントオフィスビルである。「Well-being × Sustainability」をコンセプトに、木造と鉄骨造の長所を組み合わせ、木の存在を感じられる開放的なファサードと、施設利用者の健康や生産性向上に寄与する快適な空間を実現。耐火集成材や耐火木鋼梁を用いて、40m×17mの木質無柱空間として執務空間を形成している。
| 所在地 | 東京都中央区 |
|---|---|
| 竣工年 | 2025年 |
| 建築主 | 第一生命保険株式会社 |
| 主用途 | オフィス、店舗等 |
| 階数 | 地下2階・12階 |
| 主構造/耐火性能 | S造一部木造/耐火構造 |
| 延床面積 | 約16,150m2 |
| 木材使用量/CO2固定量 | 約1,100m3/約740t-CO2 |
| 「シミズ ハイウッド」 木質ハイブリッド技術 |
・スリム耐火ウッド 柱・梁(1・2時間耐火) ・ハイウッドビーム(1・2時間耐火) ・ハイウッドウォール ・ハイウッドスラブ |
| 施工会社 | 清水建設・日本建設共同企業体 |
自然を取り込む開放的な窓廻り・木に囲まれた執務空間
木に囲まれた快適な執務空間と外気に触れられる環境づくりを目指し、建物の内装に木材を用いるとともに、各階にテラスを配し、施設利用者のウェルビーイングに貢献している。建物の主要構造部の天井や梁に使用した木材を積極的に表し、リラックス効果や生産性向上効果のある快適な執務空間を実現している。
木造 + 鉄骨造のハイブリッド構造技術
本計画では、木造ハイブリッド技術「シミズ ハイウッドR」を活用し、中大規模の木造建築に求められる高い耐震性、耐火性、施工性を確保。各種木質構造部材を現しとすることで、ワーカーの健康生活の推進や生産性の向上に貢献している。
Well-beingを感じ、コミュニケーションを活性化
施設利用者のQOL(Quality Of Life)向上や健康増進を図りつつ、多様化するワークスタイルの適応やコミュニケーションの活性化を促す計画として、外気に触れられる木質テラスや、街に開かれた1・2階の屋外ピロティ空間などを設置している。
約37.5%のCO2削減効果を実現する都市の木質高層建築
躯体部分において一般的な同規模の鉄骨造オフィスビルと比べて、建設時のCO2排出量を約20%削減している。また、鉄骨躯体部の約70%にリサイクル資源を有効活用した鋼材である電炉材を採用することで、約17.5%のCO2削減、トータルで約37.5%のCO2削減効果を見込んでおり、経済と環境の好循環を作っていく「グリーン成長戦略」に貢献している。
ウッドシティTokyoモデル建築賞 2025/女性活躍賞/奨励賞令和4年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)採択
