木の可能性を探る

木の可能性を探る Vol.47 森里海連環学の一環として南三陸町で木工教室を開催

2016年2月24日

Vol.47  森里海連環学の一環として南三陸町で木工教室を開催

清水建設 2016年1月20日、宮城県南三陸町の志津川中学校にて、大正大学が開催する出前講座「森里海連環学」の授業の一環として、清水建設 東京木工場が木工教室を開催しました。参加したのは同中学校の中学1年生約70名で、本立てを製作しました。

森や木と木工製品のつながりを実体験すべく、今回は製作の材料に中学校裏の森にある杉を使用。木工教室の前に、生徒たちが直接、この杉の間伐作業を体験。その後、間伐した材木を馬搬(ばはん)で山から降ろし、地元の製材所で乾燥から製材までを行いました。木工教室の製作時間は2 時間、生徒たちは一生懸命、課題に取り組み、作品を完成させました。

今回参加した生徒たちの中には、東京木工場が2012年から毎年夏に行っている「南三陸町ボランティア木工教室」に参加していた生徒もおり、そのときに学んだことを覚えていました。2016年夏も、南三陸町で同木工教室を開催する予定です。

森里海連環学の一環として南三陸町で木工教室を開催
参加したのは同中学校の中学1年生約70名
本立てを製作しました
製作の材料に中学校裏の森にある杉を使用
木工教室の製作時間は2時間
生徒たちは一生懸命、課題に取り組み、作品を完成させました

大正大学の「森里海連環学」

大正大学では、NPO法人「日本に健全な森をつくり直す委員会」の協力のもと、2013年より講座「森里海連環学」を開講。本講座は、東日本大震災による津波で被災した宮城県南三陸町立志津川中学校の総合学習授業でも展開され、人間環境学科の教員や学生が協力しています。

詳細は大正大学ホームページをご覧ください。