木の可能性を探る

木の可能性を探る Vol.37 当社創業者の出身地、富山市小羽で木工教室を開催

2014年12月24日

Vol.37  当社創業者の出身地、富山市小羽で木工教室を開催

清水建設 東京木工場は、2014年11月16日、富山県富山市小羽にて、当社本社総務部と北陸支店、現地ボランティア団体「メープルシロップ」、「NPO法人こば」の協力のもと、木工教室を開催しました。

今年で2回目になる本木工教室。当社創業者・初代清水喜助の出身地である小羽で、地域の方々と交流し、当社のことを知ってもらいたいという当社の提案で、昨年から計画されました。

今回は、子どもたちとその保護者の皆さん合計約40名が参加し、巣箱の製作に取り組みました。子どもたちは、のこぎりで切る線などを材料に引く「墨出し」作業に苦労しながらも、のこぎりや釘打ちをとても上手に行い、全員2時間で完成させることができました。

当社創業者の出身地、富山市小羽で木工教室を開催
子どもたちとその保護者の皆さん合計約40名が参加
巣箱の製作に取り組みました
巣箱の製作に取り組みました

当社発祥の地、富山市小羽にある清水記念公園

今回木工教室を開催した旧小羽小学校(2009年閉校)の近くには、清水記念公園があります。同公園は、昭和3年、当社創業者・初代清水喜助の生家の裏山にあたる小高い丘に、清水宗家が初代喜助の顕彰碑を建て、公園として整備したのが始まり。以来、同家が公園の維持管理を行っていましたが、平成22年11月に六代当主清水満昭氏より、当社が寄贈を受けました。

この地は、当社発祥の地として、初代喜助の創業の精神に立ち返ることのできる、当社にとって「心のよりどころ」というべき、永遠に守り続けていく場所。春には桜が咲き誇り、見晴らしの良い丘からは四季折々の眺めを楽しむことができます。

小羽での木工教室が地域に根付いた“木育の場”となることを目指し、東京木工場では社内の関係部署などと協力し、来年度も木工教室を開催する予定です。

公園入口
公園入口
顕彰碑
顕彰碑