木の可能性を探る

木の可能性を探る Vol.35 夏休み親子木工教室史上、最も暑い1日を楽しく満喫

2014年10月3日

Vol.35  夏休み親子木工教室史上、最も暑い1日を楽しく満喫

今年で8回目を迎えた東京木工場の夏休み親子木工教室。開催日となった2014年7月26日は、これまでの同木工教室の中で、最も暑い1日となりましたが、親子で一緒に汗をかきながら、ものづくりを存分に楽しみました。,000個。その全数の仕上げ工程と検品をすべて手作業で行い、今年も株主の皆さまに自信を持ってお届けできる製品を完成させました。

夏休み親子木工教室史上、最も暑い1日を楽しく満喫

今回参加したのは、当社社員や社外の関係者の家族、計約70組。製作課題は、例年と同じく、本立て、物入れ、ファイルフォルダー、飾り台の4種類。好きなものを1つ選んで、製作がスタートしました。途中でつくり方がわからなくなっても、作業を少し間違えても大丈夫。1組に1人、東京木工場の職人がアドバイザーとしてつき、所々で道具の使い方や手順を伝えていきます。製作中、修正が必要となってしまい、職人たちが作業を手伝う場面もありました。子どもたちは、その手際の良さに目を丸くしながらも、たった今、目の前で見た職人の技を真似ようと、その後も懸命に製作に取り組んでいました。

製作の途中、子どもたちは休憩がてら、東京木工場が用意した屋台のかき氷やフランクフルトをおいしそうに食べていました。一方で、子どもよりも大人のほうが製作に夢中になってしまう家族の姿も見られました。ものづくりの楽しさや達成感を家族で共有してもらうこと、子どもたちに木の色や香り、手触りなど直接感じてもらい、木に親しみを持ってもらうことが木工教室の一番の目的。東京木工場では今後も、こうした“木育”を続けていきます。

開会式
開会式
製作担当者によるデモンストレーション
製作担当者によるデモンストレーション
休憩タイム
休憩タイム
完成品
完成品
木製の魚釣り
木製の魚釣り
閉会式。表彰式が行われました。
閉会式。表彰式が行われました。

中央区おやじの出番

2014年8月2日、当社本社にて「中央区おやじの出番」が開催され、親子木工教室を行いました。「中央区おやじの出番」とは、中央区地域家庭教育推進協議会が父親の子育て参加を目的として開催しているものです。この取り組みに昨年から当社も参加し、会場の提供とワークショップを行っています。今年は間伐材を使用した物入れ、本立てを製作しました。

中央区おやじの出番

南三陸町ボランティア木工教室

2014年8月21日、志津川小学校にて、今年で3回目となる南三陸町ボランティア木工教室を開催し、98名の現地の小学生が参加しました。今回は大正大学や國學院大學、埼玉工業大学、立正大学、こども教育宝仙大学の大学生36名もボランティアに参加し、子どもたちの指導にあたりました。こうして毎年開催できるのは多くの方々のご支援があってこそ。改めて深く感謝申しあげます。.6mmの単板(スライスした木材)を5層重ねてできています。

22日には、小学校の復旧工事と災害公営住宅の切盛土工事を見学し、復興中の市街地も視察しました。東京木工場では、木育という側面から、今後も復興に向けたボランティア活動を推進していきます。

今年で3回目となる南三陸町ボランティア木工教室を開催し、98名の現地の小学生が参加しました。
今回は大正大学や國學院大學、埼玉工業大学、立正大学、こども教育宝仙大学の大学生36名もボランティアに参加し、子どもたちの指導にあたりました。