
2014年6月4日
Vol.32 読売新聞ビルの木工事を完遂
箱根駅伝のスタート・ゴール地点としておなじみの東京・大手町にある読売新聞ビル(新社屋)が、2013年11月28日に竣工し、2014年1月6日に開業しました。
同建物では、1階のエントランス(4層吹き抜け)から、幾多の催しが行われる4、5階のよみうり大手町ホールと小ホール、高層階のオフィスフロアまで、床や壁、天井などに多くの木工造作を取り入れています。
実際の工事では、それら木工事に関連して細部に渡る調整が必要なことから、豊富な実績とノウハウをもつ清水建設 東京木工場が施工のとりまとめを担当しました。
工事中は、東京木工場の担当者複数名が現場に常駐。施工箇所が非常に多い中、多くの専門工事会社をとりまとめながら、木工事における図面や現場作業の品質、工程、コストなどを管理し、大規模現場での短工期施工を無事完遂させました。
※よみうり大手町ホール、小ホールについては次回の連載記事で紹介します。





読売新聞ビル

地上33階、地下3階建て、塔屋2階、髙さ200m、延床面積は89,650m2。大災害時でも新聞発行が続けられるよう、最高水準の耐震性能とBCP機能を備えた超高層ビル
東京木工場の主な施工概要
- 地下1階、1階、31階~33階のエレベータホール:練付リブ工事
- 1階ホール受付:造作
- 4階エントランス天井:リブ工事
- 5階ホワイエ:壁リブ
- 4、5階よみうり大手町ホール:化粧反射板(蒲鉾型)、遮音壁、曲面天井
- 5階小ホール:壁面リブ、天井リブ、昇降ステージ腰パネル
- 食堂:家具
- 保健室:造作、家具
- 応接室:造作工事
- 役員室:造作工事