木の可能性を探る

木の可能性を探る Vol.27 南三陸町でボランティアのこども木工教室を継続

2013年9月25日

Vol.27 南三陸町でボランティアのこども木工教室を継続

清水建設 東京木工場では、2013年8月22日に、宮城県本吉郡南三陸町でボランティアの「夏休みこども木工教室」を行いました。

今年で2年目となる南三陸町での木工教室(前回の木工教室の様子はこちらへ)。今回は東京木工場の職員13名、本社から1名の14名のほか、現地で災害廃棄物処理を担当する当社関係者もこのボランティアに加わりました。

木工教室に参加した子どもたちは、南三陸町立志津川小学校をはじめ同町内の5校から集まった計91名。低学年は小さな課題作品として、キーホルダー、エコハウス、コースターをそれぞれ製作し、持ち帰りました。また、高学年は、本立て、物入れ、巣箱の3種類の課題から1つを選んで製作。鋸引きや釘打ちなどに懸命に取り組んでいました。

「来年も来てね!」と声をかけてくれる子どもたちに、こちらが元気をもらった1日となりました。

南三陸町でボランティアのこども木工教室を継続
清水建設 東京木工場では、2013年8月22日に、宮城県本吉郡南三陸町でボランティアの「夏休みこども木工教室」を行いました
低学年は小さな課題作品として、キーホルダー、エコハウス、コースターをそれぞれ製作し、持ち帰りました。また、高学年は、本立て、物入れ、巣箱の3種類の課題から1つを選んで製作。鋸引きや釘打ちなどに懸命に取り組んでいました
木工教室に参加した子どもたちは、南三陸町立志津川小学校をはじめ同町内の5校から集まった計91名
今回は東京木工場の職員13名、本社から1名の14名のほか、現地で災害廃棄物処理を担当する当社関係者もこのボランティアに加わりました

8月23日には被災地の現状視察を実施

木工教室の翌日、8月23日には、ボランティアに参加した東京木工場と本社のメンバーで、当社が担当している災害廃棄物処理場や、宮城県石巻市立大川小学校、宮城県牡鹿郡女川町などを視察しました。

震災から約2年半、瓦礫こそ撤去されてほとんどありませんでしたが、今は何もないかつての町の姿に、1日も早い復興を願わずにいられませんでした。そして、前日の子どもたちが木工に取り組む一生懸命な姿を思い出し、「これからも私たちにできることを確実に続けていく」、その想いを強くしました。

8月23日には被災地の現状視察を実施