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清水建設の社寺建築・伝統建築


このページは、トップページの中の建設の進め方と予備知識の中の建築事例の中の施設の更新「日枝神社社務所」のページです。


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施設の更新「日枝神社社務所」新築・建て替え

日枝神社社務所は、建物自体の老朽化対策を含め、永田町二丁目再開発事業の整備工事と時機を同じくして、新たに建設されることとなりました。

同神社においては、シミズではこれまでに本殿や婚儀殿、宝物殿、山車庫等を建設してきました。その経験を活かし、同神社の風格と威厳を継承する新しい社務所の設計・施工を行いました。

施工データ

名 称 日枝神社社務所
所在地 東京都千代田区
設 計 清水建設
規 模 延床面積 2,057 m2
地下1階 地上4階
構 造 鉄筋コンクリート造
竣 工 1998年9月

建設における課題

伝統美の表現

本殿や他の建築物等との調和を図るため、社務所自体にも社寺建築の伝統美を表現する設計が求められました。

斜面という立地条件

斜面での施工は安定さに欠けるため、各施工段階における安定性と安全の確保が課題となりました。

既存の緑の保護

クスノキ等の境内に古くから生い茂る自然の木々を極力残したい、というお客さまからのご要望がありました。

参拝者等への十分な配慮

参拝者の安全面への配慮はもちろん、施工中に行われる神社行事等への影響にも十分配慮する必要がありました。

課題に対するシミズの設計・技術対応

境内との調和を考慮した意匠設計

外装には杉板型枠のコンクリート打放しを採用。木目と質感を活かした仕上がりにしました。 また、屋根は軒の出が大きい切妻銅板起り屋根にし、社寺建築の伝統美を表現。境内との調和を実現しました。

斜面を考慮に入れた施工計画の作成とその実施

山留めや根切り計画に加え、斜面での施工がより安全に行えるよう慎重な施工計画を作成。重機のアプローチ方法や足場・構台の設置、資材の運搬等をより安全に行いました。

樹木の根の張り方を考慮した山留根切計画の実施

既存の緑をできる限り残すよう山留め、根切り計画を立て、樹木の伐採を最小限に留めました。


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