河川利用社会実験
「大横川花回廊」
大横川桜並木沿いにお休み処を設け、公共空間の新たな利活用を模索
大横川の桜並木の近くには江東区の歴史文化資源が集積しており、春には「お江戸深川さくらまつり」が開催されるなど、地域資源が豊かなエリアです。
行き止まりになっている大横川の桜並木。何気ない遊歩道もちょっとした空間を計画することで人が立ち止まる滞留空間が生まれるかもしれない、そんな思いからこのプロジェクトがはじまりました。木製パレットを組み合わせた舞台装置を活用して、計9か所のお休み処を設けました。同じものを使いながら、場所を活かしてちょっとずつ空間を変えていく、新たな水辺の風景を創出する試みです。
当社は、越中島の技術研究所・潮見のNOVARE・木場の木工場など、江東区内に拠点を構える地域企業として、地域のにぎわいに貢献していきたいと考えています。
当日は天気にも恵まれ、通行者延べ400人のうち120人近い方々にお休み処を利用していただきました
水辺のにぎわいづくりに向けて
東京都により設けられている制度で、工作物等の設置を伴わない準備・片付けを含め3日以内の使用の場合には、「テラス護岸等一日利用制度」により、河川敷地を占用することができます。
原則として、東京都建設事務所長が管理する河川にのみ適用され、江東区の管理河川におけるテラス護岸等一日利用制度の活用は、「大横川花回廊」の取り組みが第一号となります。
河川区域利用スキーム
計25枚のパレットを組み合わせ、3テーマに沿った空間を計画
「大横川花回廊」では未活用とされてきた場所に新たな滞留空間を創出、都心において稀有な水と緑に囲まれた大横川の価値を再認識する取組みとなりました。
企画・運営:設計本部 開発計画部 まちづくりメンバー