木の匠のシミズさん

木目や材質に合わせた木の切り方や加工、単板(たんぱん)と呼ばれる薄い木の板の製作や塗装の仕方など、木を熟知し、木を加工するための技術と知識を持った熟練の職人です。

東京木工場

東京木工場は、木工事を行う工場です。1884年に開設されて以来、職人によって磨かれてきた木工技術を受け継いできました。例えば、練り付けという、薄くスライスした単板(たんぱん)を隙間なく並べ、貼り付ける作業では、木目や材料の特性と共に、作業当日の気温や湿度までも考慮しなければならないなど、深い知識と長年の勘が必要になります。このような技術を持った「匠(たくみ)」たちが働く木工場があるのは、大手の建設会社の中では清水建設だけです。