暮らしを守るシミズさん

皆さんの暮らしを自然災害から守る施設をつくっています。例えば、大雨の時に雨水を逃がすトンネルや水の量を調整して洪水を防ぐダムなどをつくっています。

シールド技術

シールド工法

シールドマシンという機械を使ってトンネルを掘る工法です。主に地面を掘り返すことのできない、また大深度に掘る必要がある都市のトンネル工事で使われます。

【関連情報】
進化する交通インフラ 東京の新たな大動脈を日本最大のシールドでつなぐ

首都高速中央環状新宿線山手トンネル

  • 日本最大のシールドマシン

    東京外かく環状道路(外環道)の工事では、大泉ジャンクションと東名ジャンクション(仮称)を結ぶ、延長16.2kmにも及ぶ大深度地下トンネルが掘られる予定です。そこで使用されるシールドマシンは日本最大で、外径が約16.1mの巨大なもの。このマシンを用いてトンネルがつくられる予定です。

    日本最大のシールドマシン

  • H&Vシールド工法

    2つの円がつながった形のトンネルを、連結した2台のシールドマシンで一度に掘る工法です。立会(たちあい)川で行われている雨水放水路をつくる工事では、地中に埋められた上下水道や電力ケーブルなどの管を避けながら、限られた空間でトンネルをつくるため、横に2台並んだ状態から縦に並んだ状態へ回転(スパイラル)する世界初のシールドマシンが採用されました。

    ※立会(たちあい)川:東京都目黒区及び品川区を流れる二級河川

    H&Vシールド工法に使用されるマシン