【第27回】重要文化財 旧大社駅本屋保存修理工事(その2)
プロジェクト概要
- 発注者
- 出雲市
- 所在地
- 島根県出雲市大社町北荒木441-3
- 設計・監理
- 公益財団法人 文化財建造物保存技術協会
- 工期
- 2020年12月~2025年12月
- 構造・規模
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- 木造 1F
- 建築面積 441m2
- 延床面積 391m2
- 旧大社駅は、1912(明治45)年に国鉄大社線の開通により開業しました。乗降客の増加により1924(大正13)年に新たに建替えられたのが、今回保存修理を行っている旧大社駅本屋(駅舎)です。JR大社線は1990(平成2)年に廃止されましたが、駅舎は、2004(平成16)年に国の重要文化財に指定されました。
- 出雲大社の表玄関にふさわしい、格調のある木造平屋建てで、中央屋根部分の両端の鴟尾、屋根の合掌部分に取り付けられた懸魚など和風趣向の際立つ建物です。
- 老朽化により根本的な修理が必要となり、約5年をかけて、保存修理工事を行うこととなりました。現代の工法も取り入れ、鉄骨フレームなどによる耐震補強工事も行っています。
- 【第26回】重要文化財 旧大社駅本屋保存修理工事(その1)では、屋根工事を中心に紹介しています。合わせてご覧ください。
関連情報
- Photo Gallery「the 現場」
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