2026/01/20
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WHY(なぜ、取り組むのか)
ウェルネスな空間を
実現するために
働く場所は、ただ業務をこなすための器ではありません。
そこで過ごす時間が、人の集中力や創造性、そして心身の健やかさにまで影響を与えます。
NOVAREが目指すのは、効率や快適性を個別に追うのではなく、
人が本来持つ力を自然に引き出す「ウェルネスな空間」をつくること。
個人の状態や多様な働き方に寄り添いながら、生き生きと働ける環境を実装するための挑戦を続けています。

HOW(どうやって、実現するのか)
働く人々の健康・快適と
業務効率・生産性向上を両立させる
サイモン・シネックが提唱した「ゴールデンサークル理論」。
一般的な考え方では「What」や「How」という商品・サービスのスペックなどが重視され「Why」が説明されないことが多いが、
「Why」を語ることで共感を生み、行動変容を促す
健康か、生産性か。時に相反すると考えられてきたこの2つの要素は、今や両立が当たり前の時代です。
NOVAREでは、テクノロジーの力を用いて、既存の枠組みにとらわれない横断的な環境制御を行い、働く人の快適性を高めながら、自然な形で業務効率や生産性を向上させていくことを目指します。
WHAT-1(何をするのか)
個人やチームに合わせて
仕事環境をカスタマイズ
変わりゆくワークプレイスの概念
1987年、世界で初めて清水建設技術研究所が提唱した「フリーアドレス」は、固定の席を持たず、自由に働く場所を選べるオフィスの運用スタイルです。これにより、部署の垣根を越えたプロフェッショナル同士の交流を促進。新時代のオフィスの可能性を広げました。
そしてさらなる業務効率化に加え、企業価値の向上をも実現させるため、ワークプレイスの進化は続きます。
NOVAREで導入されている「ノーアドレス」は、「フリーアドレスの進化版」として、未来の働き方を提示しています。
ノーアドレスオフィス
「ノーアドレス」とは、“場所にとらわれない働き方”をコンセプトとするオフィス空間の新しい形です。
机や椅子などすべてが可動式で固定席がなく、社員はPCとポータブル電源を持ち歩くことで、気分やタスクに合わせて自由に働く場所を選べます。働く人々の創造性を最大限に引き出すことができる、未来のオフィスの原型です。
特徴1: フレキシブルな空間
机、椅子、大型モニター、植栽まで全てが可動式で、チームの打ち合わせ時にはその場でレイアウト変更が可能です。個人のアクティビティとプロジェクト単位での業務効率を両立させます。
特徴2: 電源の確保
床のコンセントは必要最小限。ポータブル電源を持ち運んで好きな場所で作業します。
特徴3: 位置情報管理
各人が携帯する専用タグで位置情報が把握でき、社内の「だれが」オフィスの「どこに」いるかがわかります。
また、この位置情報を元にロボットが郵便物を届けるなど、デジタル連携も可能です。
特徴4: パーソナライズされた空調
ビーコンセンサーとデジタルツイン技術を活用した「ピクセルフロー」により、個人に最適な温度と快適さを提供します。

WHAT-2(何をするのか)
好みの温冷感に合わせて気流を制御
かつて、オフィスには一定の温度・湿度、照明の明るさが求められ、人々はその空間で1日を過ごすことが前提となっていました。時代は変わり、今では働く場所を自由に選び、高い生産性が発揮できる快適な環境が求められています。
とはいえ、暑がりの人もいれば寒がりの人もいて、全員が等しく快適というのはなかなか困難です。そんな課題に解をもたらそうとするのが、利用者の位置や好みに合わせた超個別空調システム「ピクセルフロー」や、オフィス全体の環境をAIを活用して効率よく制御する「環境ナビ」などの室内環境制御技術です。
ピクセルフロー
「ピクセルフロー」は、執務者の位置情報と好みに合わせて空調を自動制御するシステムです。環境ナビで得られた執務者の好みの温冷感に合わせ、フロアファンユニットに内蔵された小型ファンの気流を制御。この超分散制御により快適性と省エネ性能の向上を両立させます。可動式家具を前提としたノーアドレスオフィスに適した、パーソナルでフレキシブルな空調が可能です。

ピクセルフローの運用状況を可視化(デジタルツイン)
フロアファンユニット
WHAT-3(何をするのか)
センシングとサイバー空間から
室内環境を分析・最適化
環境ナビ
環境ナビは清水建設として将来的な社会ニーズを見据え、2019年からいち早く取り組んできた開発の成果です。働く人の位置情報や室温、照度などのデータを収集して、そこにいる個人が快適と感じ、かつエネルギー消費を最小限に抑えられるように照明や空調などを最適に制御します。パーソナライズされた照明や空調制御はこれまでにもありましたが、デジタルツインやAIといった先進技術を活用してそれらを統合している点や、個人が快適と感じる環境履歴情報を収集・蓄積し、それをAIに学習させることで、空間全体を快適にできる点がポイントです。
多様な働き方に応じた室内環境を提供することで、建物全体の省エネルギー化を図りつつ、執務者の満足度を向上させることができます。

WHAT-4(何をするのか)
LAN接続された照明が
マルチセンサーデバイスとして情報収集
建物自体をスマホ化する、統合IoTシステム
「統合IoT」とは、環境情報を取得できるマルチセンサー(温度、湿度、照度、音圧、人の在/不在)と、さまざまなデバイス(マイク、スピーカー、カメラ等)を統合することで、多種多様な情報を収集する統合ネットワークシステムです。これにより、AIによる自動制御を活用したスマートなオフィス空間を築くことができます。
PoE照明+統合IoTシステム
「PoE(パワー・オーバー・イーサネット)照明」とは、1本のLANケーブルによって電源供給と双方向通信を行うことができるデバイスです。従来の照明設備はスタンドアローン(単独)で制御しますが、PoE照明は高速通信規格イーサネットを通じて、電力供給しながら照明を制御します。これにより照明だけでなく、さまざまな設備や機材を同じイーサネットにぶら下げることができるようになりました。イーサネット網にあらゆる設備を全部つなぐことによって、人間が日々身近に接するインターフェースのデバイスも含め、統合IoTが実現させることができます。
PoE照明は1台ごとに個別制御、各デバイスから接続し、個人の好みにもとづいて場の明るさを自動調整することが可能です。
Hub ディファインエリア

TO THE FUTURE
ウェルネスを起点に、
未来のスタンダードを共創する
働き方が多様化するこれからの時代、求められる空間もまた、一つの正解に収束することはありません。
大切なのは、個人の違いを尊重しながら、チームや組織としてのつながりを育てていくこと。
NOVAREは、テクノロジーと空間設計を通じて、
人が生き生きと力を発揮し、組織がしなやかに成長していくための「場」を革新し続けます。
そしてこのイノベーションには、さまざまな視点と技術を有するパートナーとの共創が不可欠です。
ウェルネスを起点に、ともに未来のスタンダードを描きませんか?

