あらゆるインフラに
欠かせない土木の仕事を
この手で担う誇り。
飯名 亮介
2019年入社 | 理工学部 土木工学科 卒
土木
SHIMZ Person
清水建設の人
01 就職活動時 / 入社当時
初めての現場で感じた悔しさを糧に
貪欲に成長に努めた新人時代。
早い段階から志望業界をゼネコン一本に絞っていました。その上で企業選びにおいて重視していたのは、人の雰囲気や社風が自分に合っているかどうかです。そんな中、大学3年生のときに参加した清水建設のインターンシップで、現場の方がとても親切かつ、丁寧に指導してくださったのが強く印象に残りました。さらにOB訪問で本社に伺った際に、真面目で紳士的な対応をしていただけたことで「この会社で働きたい」という思いが高まり、入社を決めました。
入社後、山岳トンネルの現場に配属となり施工管理に従事。特に大変だったのは、トンネルの最終形となる覆工コンクリートの打設です。打設中にトラブルが発生したのですが「自分にもっと知識があれば、もう少し気遣いができれば防げたのに」と、非常に悔しい思いをしました。それからは、先輩社員や職人の方に頻繁に質問したり、他の人たちの会話に耳を傾けたりしながら積極的に知識を吸収。最後、現場を離れる直前には、職人の方たちと施工の細かい部分について話ができるようになり、成長を感じました。
02
現在の仕事 / 大切にしている想い
工務担当としての役割を務めながら
多様な知識、スキルの吸収にも励む。
現在は、現場の工務担当として業務に取り組みながら、設計変更や積算について学んでいます。大規模かつ、社会的意義も高い現場で仕事ができていることが何よりのやりがいであり魅力です。これまでは、一日中現場の最前線で施工管理を行っていましたが、工務にじっくりと取り組むようになってから、従来とは異なる角度から現場を見ることができるようになりました。
私はまだまだ若手なので、常日頃から積極的に知識、スキルをインプットすることを心掛けています。また、資料などをつくるときには、誰が見ても分かりやすいものにできるよう意識。私が手掛ける図面や安全看板は、現場で実際に作業をしていただく職人の方たちにとって、作業や安全に関する指標となるものです。それが分かりにくかったり視認しづらいものだったりすると、最悪の場合、命に関わるミスや事故を招きかねません。自分自身の成長を図りながら、安全、スムーズに工事が進められるよう、これからも取り組んでいきたいと考えています。
03
叶えたい未来
当面の目標は、現場の所長になることです。多くの人をまとめあげて進んでいく姿を見て素直に「かっこいい！」と感じるので、自分もいずれそんなポジションを担いたいと思っています。理想の人物像は、北陸支店にいたときの先輩社員です。その人が現場に来るだけで良い意味での緊張感が生まれ、職人の方たちからも一目置かれる存在でした。私もその先輩のような、若いけれど現場の軸となり、存在感が発揮できる人間になりたいと考えています。
04
あなたにとっての
“子どもたちに誇れるしごと”とは？
“子どもたちに誇れるしごと”とは？
安心、安全、快適に暮らせる国をつくることです。人が生きていくため、社会が豊かになるためには、水、電気、道路、鉄道といった公共インフラが必ず必要になります。そして土木という仕事は、これらが機能するために欠かせないものです。そこに手抜きや適当は絶対に許されません。だからこそ、うまくいかない点は素直に受け入れ対応策を講じるなど、当たり前のことを当たり前に行うことが最も大切だと考えています。
One day schedule
- 8:00-出社メールやその日の業務について確認。
- 10:00-チーム内打ち合わせ今週の業務の確認と進捗状況の共有を行う。
- 12:00-昼食弁当を食べ、午後に向けて英気を養う。
- 13:00-協力会社との打ち合わせ午後からの仕事および明日の仕事について全体で共有。安全に現場を進めるために欠かせない打ち合わせ。
- 15:00-積算システムを使った業務これから始まる仕事に関して、図面を見ながら数量や予算の算出。実際どれだけ値段がかかるのかを調べる。
- 18:00-退社帰宅後、資格試験の勉強をしたり、動画配信サイトで好きな動画を見たりしてリラックス。体力に余裕があればゴルフの練習へ。
My day off
もともとインドア派でしたが、社会に出てからアウトドアの楽しさに目覚め、最近では学生時代の友人たちとのキャンプにハマっています。その際に公私にわたってお互いの近況報告をするのですが、キャンプ友だちの中には建設業の人はいないので、いろいろな業界の話を聞けるのがとても新鮮で楽しいです。ちなみに私は料理が苦手なので、キャンプではもっぱらテント張りと火起こしを担当しています。
