建物耐震化へのSHIMZ Solution

当社の新しい耐震化技術により 建物を使用しながら 地震時の安全性を向上させます 当社の新しい耐震化技術により 建物を使用しながら 地震時の安全性を向上させます

よくあるご質問

  • Q1

    建物を使いながら耐震性能を高めることは可能ですか?

    A

    • 建物を使いながら引越しをすることなく耐震性能を高める技術があります。
    • 建物の屋上に、地震時の建物の揺れを低減する制振装置を設置する技術や、建物の基礎下に免震層を新たに構築する「免震レトロフィット」は建物を使いながら耐震性能を高めることが可能です。
    • 特に、建物の屋上に制振装置を設置する技術は改修範囲、工期、コストの面で優れています。

    建物の耐震性能が比較的高く、増設する耐震壁やブレースの設置台数が少なくて済む場合は、建物を使いながら耐震性能を高めることが可能です。

  • Q2

    短い工期で耐震性能を高めることは可能ですか?

    A

    • 建物の屋上に、地震時の建物の揺れを低減する制振装置を設置する場合は、建物内部の補強を最小限に抑えられることから短い工期で耐震改修することが可能です。

  • Q3

    コストを抑えて耐震性能を高めることは可能ですか?

    A

    • 建物の屋上に、地震時の建物の揺れを低減する制振装置を設置する場合は、建物内部の補強を最小限に抑えられることから低コストで耐震改修することが可能です。
    • 建物を使いながら工事ができるので、引越し費用が不要になり、工事費と引越し費用のトータルコストを抑えることができます。

  • Q4

    建物の外観や使い勝手を変えずに耐震改修をすることは可能ですか?

    A

    • 建物の屋上への、地震時の建物の揺れを低減する制振装置の設置や、建物の基礎下に免震層を新たに構築する「免震レトロフィット」の場合は、今の建物の外観や建物内部の使い勝手をそのままに使い続けることができます。

  • Q4

    耐震改修した後、何年間建物を使用することができますか?

    A

    • 地震時の建物の損傷が軽微に留まるように耐震改修をした場合は、地震後に軽微な補修のみで建物を使用することができます。また、必要に応じて、設備及び仕上げのメンテナンスをすることによって、築数十年の建物であっても耐震改修をした後に30~50年は使用することが可能になります。

お客様の事業に与える影響を最小限に耐震性能を向上

お客様の価値ある建物を
当社の新しい技術
「SMD制振改修」により
長く使い続けられる建物に
生まれ変わらせます。

お客様の愛着ある建物を末永く使っていただくために、当社の技術によって、外観や使い勝手を変えることなく耐震改修する方法をご提案します。それが、工期、コスト、改修工事中の建物の継続使用の観点で最も優位性のある清水建設の新しい技術「SMD制振改修」です。

「SMD制振改修」は屋上にSMD(シミズ・スイングマスダンパー)*1という制振装置を設置することで地震時の揺れを大きく低減させる画期的な技術です。今の建物の耐震性能によっては建物内部の補強を一切せず、SMDを屋上に置くだけで十分な耐震性能を実現することも可能です。

※1SMDは鉄筋コンクリート製の錘を免震建物に用いる積層ゴムで支持したシンプルな構成からなり、建物が地震時に揺れる方向と反対の方向に錘が揺れることで建物の揺れを効果的に低減させる制振装置です。

SMD(シミズ・スイングマスダンパー)

清水建設の「SMD制振改修」は超高層から中層建物まで様々な建物に適用可能な技術です。

お客様の価値ある建物に、高い耐震性能という価値を付加し、長く使い続けられる建物に生まれ変わらせます。「SMD制振改修」は都市の多くのストックを長寿命化でき、カーボンニュートラルを目指す時代に求められる耐震改修の手法です。

建物の骨組みを補強する方法や建物の基礎下に免震層を構築する「免震レトロフィット」に比べて「SMD制振改修」は工事範囲が圧倒的に少ない、画期的な耐震改修の手法です。

「SMD制振改修」工期、コスト、工事中の建物の継続使用の観点から
最も優位性のある耐震改修技術です。

  • 引越し不要建物外部からの工事が可能なため、引越しが不要です
  • 短い工期建物内部の補強を最小限にでき、短い工期で耐震改修ができます
  • 低コスト建物内部の補強を最小限にでき、引越しが不要なため、工事費と引越し費用を合わせたトータルコストを抑えることができます
お客様の事業に与える影響を最小限に
長く使い続けられる建物に
生まれ変わらせます。

CASE STUDY 取り組み事例

外観をそのままに、
SMDと建物内部の補強を組み合わせて
耐震性能を向上

築50年以上の鉄骨鉄筋コンクリート造の中層建物の屋上階にSMD(シミズ・スイングマスダンパー)を設置して耐震性能を向上させる提案をしました。SMDを設置することで、建物内部の鉄骨ブレース補強の台数を大幅に削減し、思い入れのある建物の外観と使い勝手を変えることなく、大地震後にも建物を継続して使用できるように提案しました。

一般的な耐震補強の手法と比較して

コスト40%減、
工期20%減

中低層ビルSMD改修事例

建物を使用しながら、
SMDを設置するだけで超高層建物の
耐震性能を向上

築30年以上の鉄骨造の超高層建物の耐震性能を向上させる目的で、建物最頂部にSMD(シミズ・スイングマスダンパー)の設置を提案しました。最新の知見に基づき設定した建設地で想定される大地震に対して、SMDを設置することで、建物の変形を約15%低減。建物内部の耐震補強をすることなく、大地震時の建物の損傷を低減させ、建物を継続して使用できるように提案しました。

超高層建物SMD改修事例