vol69
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企画管理部吉田 郁夫日常の活動成果の中から、「ものづくり」の原点となる“Design Works”を探求することにより、これからの「シミズデザイン」のあり方を考える表彰制度である。「シミズデザイン」の新しい価値創出、先進性・ビジョンの方向性を探り、共に考え討議することで、意識の向上・共有化を図る。また、その積み重ねの上で「シミズデザイン」の新しい萌芽(シミズデザインブランド)が生まれてくる事を期待するものである。実現させることを前提として考察・創出された建築、ディテール、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、ビジネスモデル、開発計画、構造・設備・環境・リニューアルに関する計画・技術提案など、広義な意味での“Design Works”において創り込まれた、きらりと光るコンセプト・アイデア・活動・視点等を対象としている。社内公募された作品は全設計関係部員によりネット投票が行われ上位10案件が選出される。二次の公開審査においてプレゼンテーションが行われ、活発な意見交換の後、投票により最優秀者が選出される。2008年度は、10月下旬から11月中旬までの期間で募集を行った。初めての開催にも関わらず全国から98作品の応募があった。一次審査では社内の設計関連部署専用に開設したWEB投票システムにより630名が投票を行い、上位11作品が選出された。二次公開審査は12月12日に本社シーバンスの社員食堂にて開催され、300名を超える設計・プロポーザル統括関係者の参加者による熱気に包まれた。設計者の個別の活動を公開審査で選定する表彰制度Design Works of the Year 2008Design Works of the YearDesign Works of the Year 2008女子美術大学 DNAマテリアルウォール2006-2008年度本人企画型海外研修2006-2008 INSPECTION ABROAD糀谷 正和 稲毛 誠 佐野 祐子 清成 心 横井 義彦 重村 卓 金坂 真哉 吉田 進一 大橋 一智 若杉 典央 日野 陽子 山田 航司 國立 篤志 宮崎 俊亮 加藤 万貴 柄本 純夫 鈴木 浩則 加藤 均 熊谷 澄雄 黒田 健一 田村 隆 中野 信哉 海外研修テーマエコロジーを「使う」「楽しむ」ローテックな環境技術 THE JERDE PARTNERSHIPからこれからの商業施設開発を学ぶ 地球環境との共生のあり方を求めて 構造設計者から見た「ファザードエンジニアリングの探求」 ヨーロッパ(イギリス・ドイツ・スイス)の現代建築を考える 米国における建築設備技術の動向視察 9TH REHVA World Congress CLIMA 2007の技術視察を主とした最新海外建築・設備情報の取得と展開 高齢者の住まいに関する海外事例視察 企業姿勢の実現としての建築作品の視察 中心市街地の商業施設に関する視察 欧州の著名なコンサートホール視察 スイス バウビオロギー建築を見る オスカー・ニーマイヤー 欧州の再開発にみるコーポレイト・アキテクチャーの視察 建築がつくるランドスケープ アメリカの大学建築の新しい動きについて  中国の超々高層タワーの構造形式と香港ARUPの設計手法 1930年代イタリア合理主義建築の再評価及びイタリアにおけるコンバージョン事例の視察 ワークスタイルを変革する北欧諸国のオフィス視察 CLASSIC meets MODERN 都市型高密度集合住宅の開発事例視察(オランダ・ドイツ) 米国病院施設の”施設運用管理業務を通して”の視察 Highest Award「デザインコラボ」と「メリハリ」で空間の密度を高める-芝浦アイランド・ブルームタワーの場合-Second Prize超超高層のミニマルデザインThird Prize43vol.69

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