vol69

17/49

15vol.69芝浦アイランド ブルームタワーSHIBAURA ISLANDBLOOM TOWER少子高齢化が進む都心にGeneration Mixの実現テーマとして官･公･民が一体となって開発を進めてきた芝浦アイランドは、都心に生きる人々の様々なライフスタイルを受け入れ、多様な世代が交流しながら、次の世代へと住み継がれていくことを目指した、サスティナブル（持続可能）な街である。東京都と港区による都市居住推進の先駆けとしての当該地区位置付け、公的機関によるマスタープラン策定及び道路・公園等の基盤整備、民間事業者による住宅及び施設建設という３ステップによって地域全体の発展を見据えた街づくりが実現した。その街づくりの最終章となる芝浦アイランド〈ブルームタワー〉は、この島で２棟目となる賃貸住宅(住戸数964戸)であり、多様性・エンターテイメント性・ホスピタリティの追求をコンセプトの柱として計画を進めた。建物の資産価値を持続させるために、タワーならではの心地良さと都心居住に求められるクオリティを追求するだけでなく、恒久的なスケルトンと可変性の高いインフィルという二つの部位の基本性能をそれぞれ高め、建物自体のサスティナビリティも実現させた。原田　洋

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です