Shimz DDE

MOKU DIGI(Wood×Digital)

「木」と「デジタル」の融合で未来のものづくりを追求

~シミズの社内に点在するさまざまな技術と人をつないで、我々にしかつくれない新しい"つみ木"をつくろう~

2022年3月1日~18日、京橋studio kino styleで、未来のものづくりのプロトタイプを展示した「木デジ(MOKU DIGI)つみ木展」を開催しました。
会場であるstudio kino styleをシミズの「人と技術」が「社会」とつながるきっかけとすべく、「社会とつながるシミズの会議室」と捉えました。木デジつみ木展では、プロトタイプを介して、来場者と未来のものづくりについてのオープンな議論を行いました。

モクデジについて

About MOKU DIGI

“木デジ(木×デジタル)”は、清水建設に所属する個人の知識や経験を組織に還元し、部門を超えたネットワーク強化を目的とした有志による研究会的活動です。素材としての木の可能性に着目し、デジタルプラットフォームによって機能やデザイン、加工技術などさまざまな発想を可視化。双方向のコミュニケーションを通してプロセスを全員が共有する「未来のものづくり」の可能性を追求しています。

東京木工場

設計本部

生産技術本部

技術研究所

モクデジつみ木

MOKU DIGI Tsumiki

浮遊するつみ木

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パンチング 和柄つみ木

-

不安定そうで安定したもの

継手つみ木

古材+3DP ジョイントつみ木

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Acoustic Pod

曲面ガラス指物つみ木

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Acoustic Contour

折り紙+多面体つみ木

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折りたたみ つみ木

アップサイクルつみ木

天然木テンセグリティ

最速×高耐久なラクツムつみ木

Graphical Voronoi

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MR VR ⽊デジつみ⽊

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木材+3DP ジョイントつみ木

木+金継手つみ木

つみ木をクリックタップすると詳細が確認できます。

アップサイクルつみ木

天然木テンセグリティ

最速×高耐久なラクツムつみ木

Graphical Voronoi

木材+3DP ジョイントつみ木

木+金継手つみ木

曲面ガラス指物つみ木

Acoustic Contour

折り紙+多面体つみ木

折りたたみ つみ木

浮遊するつみ木

パンチング 和柄つみ木

不安定そうで安定したもの

継手つみ木

古材+3DP ジョイントつみ木

Acoustic Pod

MR VR ⽊デジつみ⽊

サムネイルをタップすると詳細が確認できます。

折りたたみ つみ木

継手つみ木

木+金継手つみ木

アップサイクルつみ木

天然木テンセグリティ

曲面ガラス指物つみ木

Graphical Voronoi

浮遊するつみ木

不安定そうで安定したもの

Acoustic Contour

Acoustic Pod

最速×高耐久なラクツムつみ木

折り紙+多面体つみ木

パンチング 和柄つみ木

古材+3DP ジョイントつみ木

木材+3DP ジョイントつみ木

MR VR ⽊デジつみ⽊

ダイジェストムービー

モクデジの取り組みと
これから

今回展示した木デジつみ木のテーマは、「当社の伝統技術や最新技術を詰め込んで、立方体を27個に分割したさまざまな形状の多面体のつみ木に仕上げること」です。まず、デザイナー(設計本部)×エンジニア(生産技術本部)×研究者(技術研究所)×製作者(東京木工場)という社内の部門を横断した有志によって、ものづくりハッカソン(ハック+マラソン)を実施。
「立方体に空間充填できる多面体つみ木=木デジつみ木」をコンセプトに、つみ木の中にさまざまなアイデアや最新技術を詰め込んで、未来のものづくりの可能性を追求しました。

ニューノーマル時代においては、これまで以上に社内の技術と人がつながることが重要です。
未来のものづくりの新たな可能性を追求する取り組みは、参加者にとってその活動自体が刺激的です。メンバーは現在約80名まで増加し、使用する素材も木、金属、コンクリート、ガラスへと広がりました。制作に当たっては、3Dプリンター、ロボットアーム、木工場の職人技など、さまざまな技術を自由かつ縦横無尽に組み合わせ、未来のものづくりに向けた新しい一歩を踏み出すことができました。

モクデジ(木×デジタル)つみ木展」
オープンイベントが
開催されました

2022.03.11 (fri) 
at studio kino style

2022年3月11日に開催されたオープンイベントでのゲストコメント

ALGORITHM DESIGN Lab.
「デジタルツールは頭で理解したつもりでも、体でその真価を理解することは難しいもの。今回の企画を通して、体でデジタルを使って何ができるか考えることができたので、貴重な体験になったと思う。案件以外で社内の人に出会える機会は少なく、この企画が、デジタルで人と知識をつなげたことに意義があると思った」

Kontrapunkt
「皆さまが意欲的かつ、楽しみながら取り組んでいることが伝わってきた。アイデアの一つ一つを、テクノロジーの活用とコラボレーションを通してここまで仕上げたのが素晴らしい。未来の建設技術の土台となるのが見えたようで、いろいろな期待ができた。面白そうなことはまずやってみること。その大切さを実感した」

final aim
「シンプルなお題から生まれた多様な発想、考察、表現に、学びと刺激がたくさんあった。今後も、アップデートや情報交換などに巻き込んでもらえるとうれしい」

Eight Inc
「最終案に到達するプロセスが素晴らしい。この短時間でつくった成果物の完成度が非常に高い。さまざまな専門家が一つに集まってものをつくることの大切さを改めて感じた。こういった取り組みによって新たな技術や未来をつくっていけると思う」

Nature Architects
「聞いている方まで楽しくなり、実際につくるという行為の大切さを感じた。コンピュテーショナルデザインというとパソコンの中で完結してしまいがちだが、実際にものをつくることで、自然の素材をデジタルに落とし込む難しい部分などを経験できたと思う。通常は、線材や面材を分割してエッジを表現することが多いが、折り紙で建築を表現するようなチャレンジが木の加工技術とデジタルとの組み合わせでできれば面白いのではないかと思った」

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