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旧三笠ホテル

旧三笠ホテル

重要文化財

長野県北佐久郡軽井沢町

設  計 文化財建造物保存技術協会
規  模 建築面積539.02m2
地上2階
構  造 木造
竣  工 2025年3月
石川 秀幸

施工担当者から()

物件名
旧三笠ホテル
今回の施工内容
修理工事・耐震補強工事・増築工事
1905(明治38)年に建てられ120年の中で、初めての大規模修理工事です。漏水による各所の腐食は構造部材にまで及んでいました。一つひとつの部材を丁寧に修理し、同様の漏水や不具合が起こらないよう改善も取り入れながら関係者一体となり工事に取り組みました。
ホテル営業として最も栄えていた「大正末期の時代」への復原をコンセプトに屋根のスレートや車寄せなど当時の仕様に倣い復原しています。耐震補強では鉄骨を組み込み、煉瓦積みの暖炉は鉄筋を挿入するなど基礎も含め様々な補強を実施しています。
増築棟にはエレベーターを設け、外構もリニューアルによってバリアフリーに配慮され、より多くの方が旧三笠ホテルを訪れていただけたら幸いです。

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