未来へつなぐプロジェクト

困難に立ち向かう力強さが、このチームにあります

綿密な事前計画のもと、掘削工事開始を5か月も前倒しできました。しかし、掘削工事が始まって以降、予想をはるかに超えた困難に直面してきました。56℃を超える高温の岩盤、硬軟の変化が激しい地質の出現、突発的な湧水などです。しかし、チームには、全員で様々な困難に立ち向かうという力強い一体感が育まれています。世界中から注目を集めるプロジェクトだけに、各国からの見学者は既に3,000人を超えています。マレーシアの方々に安定した水を届けるという使命感と、世界の高速掘進技術の発展に寄与するという誇りから生まれた強い絆が、この現場にはあるのです。

河田 孝志
建設所長
河田 孝志 1980年入社
土木工学専攻

Face to Faceでのコミュニケーションこそが財産

日本では2現場でTBM工事を担当してきましたが、TBM総施工延長34.6km、TBMを同時に3台稼働させる今回のプロジェクトは、私にとっては未知の領域といえる大規模の工事です。加えて、私自身初めての海外プロジェクトだったこともあり、赴任前の不安が大きかったことは事実です。しかし、今、その不安は充実感に変わっています。最難関工事の一つであるLepoh(レポ)断層の突破を経て、現場での人間関係の大切さを改めて肌で感じ取ることができたからです。たとえ言葉がうまく通じなくても、図解し、Face to Faceで気持ちを伝えていけば、困難は克服できる。それを体験できたことが大きな財産です。

水戸 聰
工事長
水戸 聰 1995年入社
土木工学専攻

現場を自分の目で確認、リスクへの対応策を常に考えています

現在、坑内では30tの排水設備を維持していますが、坑内総湧水量が13tあり、突発的な湧水が発生して排水設備が一つでも故障すれば、TBMが浸水するというリスクを抱えながら作業を行っています。それを少しでも低減するために、ポンプの稼働状況や排水管の設置状況を自分の目で確かめ、設備が故障した際の対応策を常に考え、用意することに努めています。このプロジェクトを通じて、技術ばかりではなく人間性を向上させ、現場のマネジメント力を身につけることで、いつかは所長として、大きなプロジェクトを任される人間になりたいと考えています。

野田 英樹
工区主任
野田 英樹 2003年入社
都市環境システム工学専攻

言葉を覚え、どんなことでも具体的に説明することが重要

入社1年目の7月にこの現場に配属されました。就職活動中から海外での仕事を希望していたので、このプロジェクトへの参加は本当にうれしかったです。しかし現場に入ってすぐに、言葉や文化が異なる人たちと協働することの難しさに直面しました。例えば、安全第一という言葉一つでも、文化が異なれば、危険度の認識が違います。どんなことでも具体的に説明することの重要性、そして、作業員の国の言葉を覚えて使うことが信頼関係を築く近道であることを知りました。この現場で多くのことを吸収すべく、常にアンテナを張り、小さなことにも疑問を感じて対応できるようにしていきたいです。

吉成 英俊
工事係員
吉成 英俊 2011年入社
社会基盤学専攻

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