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プロジェクト概要

発注者
浅草寺
所在地
台東区浅草2-3-1
設計・監理
清水建設
工期
2016年5月~2017年9月
構造・規模
鉄筋コンクリート造 地下1階・地上2階・塔層5層
建築面積2,622m2
延床面積6,454m2
高さ52.65m(相輪約15m)
  • 東京大空襲により本堂とともに焼失し、1973年に当社の施工で再建した「浅草寺五重塔」。築後40年以上が経過し、外壁塗装や屋根が劣化したことや、五重塔を特徴づける金色の相輪(そうりん)が東日本大震災で破損したことなどから、改修工事が行われました。
  • 相輪改修…解体して劣化・損傷状態を調査。損傷の激しかった上部の錺金物(かざりかなもの)を、アルミで新規に製作することで重量を従来の約3分の1に抑え、芯柱に掛かる地震時の負担を軽減しました。
  • 屋根葺替え…濃淡が異なる3色のチタン製瓦(57,000枚)をランダムに配置して、本瓦葺きの風合いと色合いを再現しています。
  • 外壁塗装…劣化状態に合わせた処置を施した上で、全面を塗装し直しました。漆塗りの塗装工程のように、塗膜を幾重にも重ねる工法(全26工程)を採用しています。