UPDATE 14.Mar,2023 vol.27 酒井貴弘さん ×
大沢野地域公共施設複合化事業のうち建設工事

酒井貴弘 さん

長野県生まれ。関東を拠点に活動。ポートレート・スナップを中心に、広告案件やタレント・モデル撮影、ファッションの分野で活動。近年では、私が撮りたかった女優展への参加や写真集の撮影など、俳優やアイドルの撮影に強みを持った活動を行っている。SNSでの強みも持ちマルチに活動しながら、これまでの形に囚われない新たなフォトグラファーキャリアを模索している。

Q1.今回使用した機材を教えてください。

Leica M Type262, SUMMILUX-M 50 mm f/1.4 ASPH

Q2.どんな気持ちで、建設現場に入りましたか?

自分がどんなことを感じ、心が何に反応するのか感度を高められるよう、なるべく純粋に、考えすぎないように撮影しようと思いました。

Q3.何を撮りたいと思っていたのか、教えてください。

撮影現場が持っている記憶という視点で、現場の記憶の断片を撮りたいと思い撮影しました。

Q4.建設現場の第一印象を教えてください。

普段見れない世界が広がっていて、人や物、建設現場でしか見えない美しさがたくさんあると思いました。今回の撮影日は天気がとても良く、特に現場に差し込む独特の光の綺麗さと出会えました。

Q5.撮影中に意識したことや、こだわりはありますか?

父が昔、現場監督として働いていたこともあり、父が見た現場の記憶という視点も想像しながら記憶を追体験する気持ちで撮影しました。

Q6.撮影前後で「建設現場」のイメージは変わりましたか?

変わりました。建設現場でしか見ることのできない美しさがあることを知りました。

Q7.写真を通して、どんなことを伝えたいですか?

被写体の中にある見えない煌めきのようなものを、断片として写真で残したいと思っています。