出雲大社本殿 修理・保存

出雲大社本殿

60年ぶりとなる出雲大社の大遷宮で、当社は本殿をはじめとした国宝及び重要文化財の14棟の保存修理工事を手掛けました。

本殿の大屋根には出雲大社特有の葺き方で約64万枚の檜皮(ひわだ)を葺き、棟飾りの塗装には古来の技法「ちゃん塗り」を再現。健全な部材は活かしつつ、一部には鉄骨補強などの大胆な改修も施しました。

工事中は実測と調査を入念に行い、次の遷宮を見据えた記録を作成。次世代へと繋がる仕事ともなりました。