東大寺金堂(大仏殿)昭和大修理

東大寺金堂(大仏殿)昭和大修理

現存木造建造物で世界最大級の大仏殿。

当社は昭和49 (1974)年から6年をかけて7900m2の屋根を覆う約13万枚の瓦を葺き替える工事を行いました。

初めに、瓦や資材を運ぶコンベアを設置するため、大仏殿を覆う大規模な素屋根を仮設。国宝を傷つけないように、建物の横で素屋根の鉄骨ユニットを組み立て、反対側に押し出していくスライド工法を採用。宮大工をはじめ延べ約10万人以上がこの工事に関わりました。