潜函工法を採用した第一生命保険本館 竣工

第一生命保険本館

昭和13(1938)年に竣工した東京・日比谷の第一生命保険本館は、軟弱地盤に地下4階建を実現する難工事でした。

当社は、当時の最新技術「潜函(せんかん)工法」を採用。この工法は、コンクリート製の函(はこ)を地上でつくり、中の土を人力で掘りながら支持地盤まで自重で沈めるものです。

函が山留めを兼ねるため地下水の流入や周囲の地盤沈下を防ぐことができます。同建物の敷地外周に延約62,000名が1年半をかけて潜函15基を設置しました。