矢作(やはぎ)水力泰阜(やすおか)発電所 竣工

矢作水力泰阜発電所

大正から昭和にかけて、国力増強にともない電力供給の確保が急務となり、各地の大規模河川にダム式発電所がつくられました。

昭和7(1932)年、当社にとって初の本格的ダム建設工事となる矢作(やはぎ)水力泰阜(やすおか)発電所(長野県)を受注。天竜川にかかる堤高50mの重力式コンクリートダムで、発電出力、規模ともに国内有数の規模でした。

度重なる大洪水や土砂崩れ等、幾度とない困難を乗り越え、昭和11(1936)年に工事は無事完成しました。

※「矢作水力泰阜発電所」は現在、中部電力(株)が保有