営業規定と店員心得制定、工事長制度誕生

内山熊八郎

合資会社となった清水組は、店内組織の改正や再整備を行い、大正5(1916)年に営業規定と店員心得を制定しました。

数が増え、規模も大きくなった現場の詳細を把握するために工事部を新設し、現場の管理・運営を委任する「工事長制度」を導入。初代工事長として、小島彌三久(やさく)、北村耕造、内山熊八郎、金子荘太郞の4名を任命しました。

工事長は、受注活動から現場監督、技術指導など現場の運営管理全般にわたって活躍しました。