原林之助、支配人に就任。初の営業規則制定

原林之助

明治20(1887)年、支配人に就任した原林之助は渋沢栄一の指導のもと、清水満之助が着手した個人経営から組織経営への改革を引き継ぎ、推進しました。

また、店員の役割や権限を明確にするため、当社初の「営業規則」を制定。工事マニュアルの整備や店員教育、取引業者の組織化など店内改革に積極的に取り組み、近代的土木建築請負業の基礎をつくりました。

「業務に精通せよ」が口癖で、店員たちに日々誠実に勉強することの大切さを説きました。