渋沢栄一、相談役に就任。経営指導を仰ぐ

渋沢栄一
(渋沢史料館所蔵)

明治20(1887)年4月、清水満之助が34才の若さで急逝。まだ8才だった長男の喜三郎が四代満之助を襲名しました。

この時、三代満之助の遺言により、渋沢栄一に相談役就任を依頼。これを受けて渋沢は大正5(1916)年にその役を辞するまで、30年にわたって、当社の経営指導を行いました。

渋沢は、経営理念として道徳と経済の合一を旨とする「論語と算盤」を教え、営業方針として民間建築を主軸とするよう指導しました。