手斧始(ちょうなはじめ)挙行

明治期の手斧始の様子
『青淵渋沢先生七十寿祝賀会記念帳』より

手斧始(ちょうなはじめ)とは、工事の安全とすみやかな進行を祈り、神前や仏前で執り行う建築儀式です。

当社では、一年の工事の無事と事業繁栄を祈り、新年の仕事始めに行っています。当社が手斧始を最初に行ったのは、明治18(1885)年とされ、その後、大正12(1923)年の関東大震災から戦中戦後にかけ一時途絶えましたが、昭和25(1950)年に復活。現在まで続く伝統的な儀式です。