清水満之助、三代店主に就任

清水満之助

近代化が進みつつあった明治14(1881)年、二代清水喜助のあとを継ぎ、丹後宮津藩出身の満之助が店主となりました。

幼い頃から学問を好み、英学を修めた満之助は、二代喜助に経営者としての才覚と温厚誠実な人柄を見込まれ、新時代を担う後継者としてふさわしいと娘婿に迎え入れられました。

満之助は店主就任後、職制の改革、賞与制度の確立、会計制度の改善といった店内改革に着手しました。