第一国立銀行(旧三井組ハウス) 竣工

第一国立銀行(旧三井組ハウス)

三井組ハウスは、横浜の外国人応接所や三井組の守護神、三囲(みめぐり)内社殿の実績を評価された二代清水喜助が三井組から設計・施工ともに任されたもので、明治5(1872)年に完成しました。

和洋折衷の擬洋風建築として、明治を代表する建物の一つです。当初、三井組による日本初の銀行になる予定でしたが、国立銀行制度の施行にともない、建物の完成から二ヶ月後に新設の第一国立銀行に譲渡されました。