初代清水喜助、江戸・神田鍛冶町で創業

初代清水喜助

清水喜助は、天明3(1783)年、越中小羽(現・富山県富山市小羽)の農家に生まれました。

幼少時から手先が器用だった喜助は、故郷で大工職の修行を積み、その後江戸を目指します。途中、宇都宮の大工棟梁・鈴木三右衛門の元に身を寄せ、日光東照宮の修理工事に参加。三右衛門の娘と結婚し、ともに江戸へ出ました。

文化元(1804)年、喜助21才の時、神田鍛冶町の絵草紙屋裏店で大工業を開業。この年を当社は創業の年としています。