もっと手軽に水上の暮らしを 「ブロック浮体」
私たちは、
同一規格の小さな「ブロック浮体」を複数組み合わせ、
簡単に浮体地盤を構築できる、
そんな技術を開発中です。
そして多様な用途に使えることを目指しています。



同一規格の組み合わせで、
小さな面積から大きな面積まで対応できます。
上の建物の重さに応じて段数を足して、
浮力を増すことができます。
ブロック浮体は非常に軽量な素材でできており、
人間の手で運べます。
建設機械が使えなくても、人間が直接スピーディーに
水上の土地を作ることができます。



ブロック浮体は非常に軽量な素材でできており、
人間の手で運べます。
建設機械が使えなくても、人間が直接スピーディーに
水上の土地を作ることができます。
ブロック浮体はとても軽く、浮力が大きいです。
浅い水域でも、
水上に建物を構築することができます。
簡単に組立・分解・撤去・移設が可能なので、
イベントや災害時にも利用できます。


簡単に組立・分解・撤去・移設が可能なので、
イベントや災害時にも利用できます。
水上の暮らしを体感できる実験施設 「マリンフォレスト」
2023年6月、ブロック浮体を使って、当社で初めて実水域での浮体建築実証実験を行いました。この実験施設を最初の一歩として水上利用を活発化できたら、という想いがあります。ラグジュアリーで緑豊かな水上リビングでのひとときを体感できます。
今回の水域は水深が1m程度と非常に浅いにも関わらず、建築を浮かせることに成功しました。人間の手によりブロック浮体を直接水上で組み立てて、建設機械を使わずに約3時間で本施設の浮体部分(100m2)が完成しました。






この技術で可能な 浮体施設の例
水上休暇村
湖の景色が360°楽しめる独立した浮島で、
プライベート感溢れるひとときを。
舟やカヤックでのみアクセスでき、
特別感が味わえます。
浮体の面積を簡単に変えられるので、
季節ごとに人気の用途にあわせて
異なった敷地形状に変化させることも可能です。


湖の景色が360°楽しめる独立した浮島で、
プライベート感溢れるひとときを。
舟やカヤックでのみアクセスでき、
特別感が味わえます。
浮体の面積を簡単に変えられるので、
季節ごとに人気の用途にあわせて
異なった敷地形状に変化させることも可能です。




湖上駅
陸上からでも水上からでも誰でも気軽に利用できる、
湖に浮いた道の駅。
開放感あふれる絶好のロケーションで、
湖の景色を堪能できます。
水上から舟で近づき、
舟に乗りながらコーヒーをテイクアウト、
といったことも可能かもしれません。
陸上からでも水上からでも誰でも気軽に利用できる、
湖に浮いた道の駅。
開放感あふれる絶好のロケーションで、
湖の景色を堪能できます。
水上から舟で近づき、
舟に乗りながらコーヒーをテイクアウト、
といったことも可能かもしれません。






開発の背景
清水建設では2008年に海上都市構想(GREEN FLOAT)を発表し、その後検討を続けています。
まずは実物を体感していただくため、小型浮体の実証実験を行いました。
今後、市場ニーズの変化にあわせて、中型、大型浮体ニーズにも対応できるような技術開発を目指します。
穏やかな湖水・運河・堤防で囲われた港湾内






水上カフェ・水上レストラン・ホテル・商業施設など
海上レジャーの休憩所(水上プラットフォーム)・災害支援施設・万博施設など
東京湾などの湾内・沖合など



超高層建物


海上都市
GREEN FLOAT (2008)
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トピックス
ブロック浮体施設「マリンフォレスト」を浜名湖に設置します!
2023.9.1
当社は、2023年9月~10月の期間限定で、ブロック浮体施設「マリンフォレスト」を静岡県浜名湖に設置します。同施設は、浜名湖独特の伝統漁「たきや漁」を営むタキヤ組合が運営する湖上の施設「たきや亭」の一部として、一般のお客様に利用していただけます。
「たきや亭」では、「たきや漁」で獲った魚を漁師さんが調理して味わうことができます。
※「たきや漁」体験は9月末までとなります。
※ブロック浮体施設「マリンフォレスト」に乗っていただけるかは、当日の天候や予約等の状況により、タキヤ組合が判断します。
たきや漁の概要とご予約については、下記ホームページをご参照ください。
浜名湖雄踏たきや漁:https://takiyaryou.jp/


ブロック浮体技術を「新技術交流イベント in Shizuoka 2023」へ出展します!
2023.10.16
当社は、2023年10月24日(火)、静岡県コンベンションアーツセンターにて開催される「新技術交流イベント in Shizuoka 2023」に、技術開発中のブロック浮体を出展します。
イベントの詳細につきましては、下記チラシをご参照ください。
https://www.pref.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/055/201/tirashi0814.pdf
Photo Gallery


マリンフォレスト外観(昼間)
雄踏地区普通河川にて


マリンフォレスト内観(昼間)
雄踏地区普通河川にて


マリンフォレスト外観(夕方)
雄踏地区普通河川にて


マリンフォレスト内観(夕方)
雄踏地区普通河川にて


マリンフォレスト外観(夜)
浜名湖にて「たきや亭」として利用
浮体を使った事業にご興味がある方々のご意見をお待ちしております。
お問い合わせ先
清水建設株式会社
フロンティア開発室 海洋開発部
Email アドレス:
blockfutai@shimz.co.jp





浮体都市や浮体建築はSDGsの達成に寄与します。2019年4月3日、国連ハビタット(国際連合人間居住計画)が「持続可能な浮体都市に関する会議」を開催しました。ここでは世界的な人口爆発や貧困問題などの課題解決策の1つとして、浮体都市が議論されました。水上の持つ可能性を大いに生かし、地上だけでは解決できない持続可能な社会の実現を可能にします。