数千パターンを即座に作成、データを可視化して最適解を創出人流シミュレーション
Problem
多くの人が集まる空間が抱える喫緊の課題とは?
アリーナ、スタジアム、商業施設のための
進化する人流シミュレーション
多くの人間が集まるアリーナ、スタジアム、商業施設などの大規模施設では、人の流れを把握する重要性が高まっています。待ち時間や混雑の軽減、群集事故防止など、いかに「滞留」と「混雑」を回避し、施設利用者の体験価値を向上するかが課題となっています。
その問題を解決するのが「人流シミュレーション」です。大規模施設を設計する際には、より設計初期段階で人の流れを把握し、適切な幅員設定や、建築機能の最適な配置計画に配慮することが求められます。
しかし、不確定要素の多い設計初期段階で、人流シミュレーションを反映したデザイン検討と性能評価を同時に実施することは、非常に困難でした。
Shimz DDE Pedex+が可能にした
次世代の人流シミュレーション
Area Module ModelAMM
エリアとそれらを結ぶネットワークの流量から
人流を把握
数値とモデルで、
静的・定量的に把握
- 通路の必要幅員検討、滞留人数に応じた待機列とスペースの検討
- 混雑時のトイレ待機列検討など各シミュレーションに活用可能
Multi Agent SimulationMAS
エージェント(人)に
振る舞いを与え現実的な人間行動を再現
動的なビジュアルで、
詳細・感覚的に把握
- エージェント・空間へのカラーマップによる混雑状況の具体化・可視化
- わかりやすいプレゼン資料作成・合意形成等に活用可能
Shimz DDE Pedex+は、設計者が日常業務で使用する3DモデリングツールであるRhinocerosとGrasshopperをベースとし、各種施設のデザイン検討と人流の性能評価を同時に実行可能にした新たな人流シミュレーションシステムです。人流に影響を及ぼす可変要素をパラメーターとして設定することで、それぞれの性能の適否を即時評価し、最適な案を設計者が選択することができます。また、だれでも一目で人流の性能を認識できる多様なビジュアルを即座にアウトプットすることも実現しました。このような専門的な検討を設計者の手元で実施可能とすることで、人流を考慮した設計プロセスは当たり前のものとなり、「近い未来に」賑わいがあり混雑のない、トイレに並ばない街づくりの実現を目指します。
Features
3つの機能で、
設計に新たな可能性を
1
Shimz DDE Pedex+の機能
多様なパラメーターで平常時の行動を評価
従来の避難行動をベースにした評価とは異なり、Shimz DDE Pedex+の特徴は平常時の多様な行動を評価することが特徴です。例えば人の発生地点に「発生人数・移動する人の属性・移動開始から終了までの時間」、問題となっている狭窄部に「開口部や通路の幅・開口部の通りやすさ」といったパラメーターを入力することで、狭窄部の「通過時間や滞留人数」、到達点への「移動完了時間や人数」が算出されます。つまり、設計検討段階の初期3Dモデルでも数万人の群集行動を再現可能となるのです。
2
Shimz DDE Pedex+の機能
実測結果をもとに、
常に精度の高いシミュレーションを実現
Shimz DDE Pedex+は実測結果をもとに高度なシミュレーションを実現しています。例えばカメラを使った観客席の人数・着席率、LiDARで距離や形状を測定した群衆の歩行速度・加速度・滞留箇所の識別、Wi-Fiを計測した滞在時の行動パターン、IoTセンサーを使ったトイレ利用状況などです。移動目的、移動経路、歩行速度、扉の位置・数・サイズ、廊下の幅・長さ等を入力パラメータとし、これらデータを随時反映することで精度を高め、短期間で設計案をブラッシュアップしていくことを可能にします。
3
Shimz DDE Pedex+の機能
設計のプロセス革新でベストな施設計画を
従来、大規模施設設計の際は、「設計案→条件設定→専門家によるシミュレーション」というフローを繰り返して検討するため、設計案は方針決定後に進めることが一般的でした。しかし、これには設計期間やコストなどの限界がありました。対して、Shimz DDE Pedex+の設計フローでは3Dによる設計案+リアルタイム人流シミュレーションで、設計プロセスの革新を実現。これにより数千パターンのシミュレーション結果から、よりニーズに沿った設計案をご提案することが可能になりました。
ShimzDDE Pedex+が
もたらす
新たな価値
1

関係者全員が設計プロセスを共有できる
データのビジュアル化による明確な判断基準とオプション数の増加により、 合意のもと最適解を選択することが可能に
2

工数を最小化することで設計を合理化できる
シミュレーションの高度化により無駄のない設計が実現。
より高いレベルで専門家とコラボレーションが可能に
3

初期段階で設備の妥当性を評価できる
企画時でもベストな動線計画を設計に反映。
安全かつストレスの少ない施設運営までの検討が可能に
a joint development
ShimzDDE Pedex+は、株式会社ベクトル総研および株式会社アルゴリズムデザインラボとの共同開発により誕生しました。両社の持つ高度な知見と技術を融合させ、革新的な人流検討の設計プロセスを実現しました。
さらに、Shimz DDE のさまざまなツールと連携が可能

