「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言に賛同

~TCFDコンソーシアムに参画~

  • 環境
  • 経営

2019.10.15

清水建設(株)<社長 井上和幸>はこのたび、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言に賛同し、「TCFDコンソーシアム」に参画しました。

当社は、本年5月に策定した長期ビジョン「SHIMZ VISION 2030」において、「地球環境に配慮したサステナブルな社会の実現」を当社グループが社会に提供する価値として掲げています。また、地球温暖化の防止に向け、CO2排出量削減の中長期目標「エコロジー・ミッション2030-2050」を設定するなど、気候変動を重要な経営課題と捉えています。

今後、TCFD提言に従い、気候変動が事業に及ぼすリスク・機会を分析し、関連する情報開示を進めることで、株主や投資家を含むステークホルダーとのさらなる信頼関係を醸成し、持続的に企業価値を向上させていく考えです。

以上

≪参 考≫

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)

2015年に国際機関である金融安定理事会(FSB)により設置されたタスクフォース。最終報告書(TCFD提言)では、金融市場の安定化を図ることを目的に、企業に対して、気候変動がもたらす事業リスクとビジネス機会の財務的影響の把握と情報開示を促している。

TCFDコンソーシアム

TCFD提言に賛同する企業や金融機関等が、効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断につなげるための取り組みについて議論する場として、2019年5月27日に設立。

エコロジー・ミッション2030-2050

  • SDGsの目標13(気候変動に具体的な対策を)の達成に向けて策定した当社独自のCO2排出量削減目標。
  • 当社の施工活動とオフィス活動に伴うCO2排出量、お客様にお引き渡しした設計施工建物の運用時のCO2排出量について、それぞれ1990年度比削減率をKPIとして、全社で削減活動を推進。
  • 中長期の削減率として、2030年度に60%、2050年度に80%とする目標値を設定。

ニュースリリースに記載している情報は、発表日現在のものです。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がございますので、あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、お問い合わせください。