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清水建設の社寺建築・伝統建築


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限界耐力計算により設計された伝統木造建築
八幡大神社楼門新築工事が竣工しました。

三鷹市下連雀の八幡大神社様では、境内の防犯性の向上のため、門の新築を検討され、各地の門を見て廻られていました。そんな中で当社が施工した立川諏訪神社の楼門を御覧になって、設計施工にてご依頼いただいたのが今回の楼門新築工事です。

工事前の外観(参道から御神殿を臨む)

木材検査の状況

現寸図より型取りされたフィルムを木材に重ね、実際の使用箇所での割れ・傷・節・等を検査します。

木材検査の状況


耐力板壁の取付状況

柱間に、力板力貫をしなやかに耐力を上げる効果のあるダボで接合し、耐力板壁を組上げていきます。

耐力板壁の取付状況

屋根の軒周りには、総反り・捻れ軒・反り出し勾配という高度な規矩術を採用し、CADによる作図シュミレーションを重ね、現寸図を作成し、現場検査で確認を行い、最も美しい軒反りと、端正な外観を実現しました。

また仕口には、古代、中世、近世を通じて最も秀逸と思われる中世の仕口に改良を加えたものを採用し、当社独自に開発し実大実験により検証を行っている耐震板壁、古代長押等を架構に取り入れ、金物を使用しない伝統工法により組上げています。

楼門完成後の外観


拝殿正面での工事のため、常に安全な参拝通路を確保しながら工事を行い、また木造の品質確保のため素屋根を架設し、木材の汚損、変形、割れ防止に努め、竣工まで良質な状態を保ちお引渡ししました。

 

楼門完成後の外観(扉を開けたところ)



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