イベント報告
清水建設建築作品展 stream DEW 2011を開催〜「ものづくりの現在(いま)〜進行中のプロジェクトを通して〜」〜
2011年12月15日〜21日、当社東京木工場にて建築作品展「stream DEW」を開催しました。当社が携わってきた建物に関する展示に加え、設計者による建築作品説明会、社内設計コンペの公開2次審査、東京木工場見学ツアーも行われ、多くの来場者で賑わいました。
stream DEWに込められた想い
当社若手社員の自由な発案によるプログラムユニット、stream DEW。個々人の創造性は一つの雫(DEW)で、それが互いに啓発・情報共有をする中で大きな流れ(stream)になるというコンセプトから名付けられています。
「stream DEW」としては2回目の開催となる今回のテーマは、「ものづくりの現在(いま)〜進行中のプロジェクトを通して〜」です。未来を見据えた当社のものづくりの現在(いま)の姿をお伝えすることを目的に、プロジェクトの進化を導いたプロセスやターニングポイントを担当者の証言やスケッチ、スタディ模型と共に振り返り、現在のかたちに結実した道程を探りました。

当社が手掛けた建物の模型が展示された
社内設計コンペ「A place to eat」の公開2次審査会も実施
今回はstream DEW展に合わせて、食のための空間(「A place to eat」)提案を競う社内設計コンペも実施されました。このコンペの目論見は、木材利用の可能性の拡大。時代の先端を行く当社建築家が、当社木工場で伝統を受け継いできた木の匠たちとコラボレートするユニークなコンペとなりました。当日は、104案の応募のうち、1次審査で選出された7チームが審査員や来場者を前にプレゼンテーションを行いました。

緊張感が漂うプレゼンテーション
審査は古谷誠章先生(早稲田大学教授)を審査委員長とする5人で行われ、最優秀賞には小川浩平(設計本部教育文化施設設計部)、今野貴広(名古屋支店建築設計部)、松田大(関西事業本部建築設計部)による合同チームの作品が選ばれました。

最優秀賞の作品「COCOON」は、食事の時間を暖かく包み込むような空間だ
stream DEW展の会場となった東京木工場は、開設が明治17年(1884年)で約130年の歴史を誇っています。そこでは、古来より職人によって磨かれ、活かされてきた精巧な木工技術が伝承され続けています。それと同時に、時代が要求するさまざまなニーズにも応えるべく、技術革新にも取り組んでいます。
木を知りぬいた匠がいたからこそ実現できた今回のコンペ、伝統を礎に未来への提案を競った社内コンペ「A place to eat」は、会場の一画に温もりの雫(DEW)を落としながら静かに幕を下ろしました。
